はじめに

社団法人東入間青年会議所は、明るい豊かな社会、より良い東入間地域の創造を目指して、1983年に上記の創立宣言文のもと上福岡青年会議所として創立して以来、様々な運動を展開してまいりました。そして、東入間地域が一つになることによって調和のとれたまちづくりが図れるとの判断から「地域はひとつ」を合言葉に1990年以来二市二町の合併推進のために具体的に様々な取り組みをしてまいりました。1996年には二市二町の合併を目指してまちづくりビジョン『We go together』を、2001年には今後10年間の運動の道標として『2000年代運動指針』を策定して合併運動を推し進めてきました。

しかし、2003年に住民投票により二市二町の合併が否決され、具体的な運動目標を喪失してしまいました。そこで、新たなるまちづくりの方向性を示すべく2005年に『東入間まちづくり宣言』を策定し、東入間青年会議所としてのまちづくり運動目標の設定とメンバー一人ひとりのまちづくりに対する意識のベクトルをひとつの方向性に向け活動をしてきました。2010年には『東入間まちづくり宣言』の検証が実施されましたが、その内容の普遍性や重要性から今後も継続するとの結論に至っております。

また、『公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律』の制定を受け、2008年に『公益法人制度改革に向けての運動指針』を策定し、東入間青年会議所が目指すべき方向性について検討を重ねてまいりました。そして、2010年に東入間青年会議所は一般社団法人格取得を目指すことが総会で決議され、現在に至っております。

『2000年代運動指針』はスパンを限定したものであるため、2010年代最初の年度であり30周年を翌年に控えた本年、新たなる飛躍へ向けて確かな一歩を踏み出すべく、東入間青年会議所の今後10年間の運動の方向性を指し示す『2010年代運動指針』を作成してまいりました。作成にあたり、前述した『We go together』、『2000年代運動指針』、『東入間まちづくり宣言』や『公益法人制度改革に向けての運動指針』等を検証すると、その内容は普遍的且つ重要なものが多く、先輩諸兄が脈々と受け継いできたJC運動を、現在を預かる現役メンバーが引き継ぎ現在進行形で実践している事が実感出来ました。現時点である程度の成果があげられていることもありますが、そうでないことも多分にあり今後更なる努力が必要なこともありますが、運動の方向性は決して間違ってはおらず、東入間地域の合併の有無やLOMの組織形態に関わらず、その方向性はしっかりと将来に引き継いでいくべきだと考えました。従って、『2010年代運動指針』は、今までの東入間青年会議所の運動の方向性を踏襲するとともに、現状把握にもとづき内容を加味して、今後10年間の運動の方向性を確認する指針としてまとめました。この『2010年代運動指針』を今後の東入間青年会議所を担うメンバーがしっかりと把握し、同じ視点で同じ目標に向かって自信を持って力強い運動を展開することによって、新たな歴史を創造し、『明るい豊かな社会』の実現に繋げていただくことを切に願っております。


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2010年代運動指針

理事長紹介

理事長 白戸 翔

一般社団法人
東入間青年会議所
2024年度
第42代理事長白戸 翔

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