理事長紹介

理事長紹介

一般社団法人 東入間青年会議所

2022年度 理事長所信

 長竹 直也

基本理念

確固不抜

 ~新時代を照らす結の心~

 

基本方針

1.本気の仲間づくり

2.品格あるJAYCEE

3.時代に即した青少年の育成

4.未来を見据えたまちづくり 

はじめに

 一般社団法人東入間青年会議所は、1983年7月の創立以来、上福岡青年会議所から東入間青年会議所へ、そして法人格の取得等の変遷を経験してきました。その中でも、私たちの胸に宿る熱い想いが変わることはありません。先輩諸兄姉から受け継いだ想いや伝統を受け継ぎ、更なる飛躍を目指していきます。

 昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、生活スタイルや働き方など様々なことが変わり、大きく時代が変化してきました。今こそ、地域に求められている私たちの役割を見つめ直す時です。同時に、東入間青年会議所が今後も存続してくために、先輩諸兄姉から受け継いだ熱い想いを更に燃え上がらせる必要があります。様々な変化に柔軟に対応しつつ、これまで以上に情熱を持ってまちづくりに邁進しましょう。

 本年度は、創立40周年という節目の年を迎えます。東入間青年会議所を長きにわたり支えていただいている地域の皆様へ感謝を伝えるとともに、これまでと変わらず自己研鑽をしつつ明るい豊かな社会の実現に向けて邁進する東入間青年会議所の姿を披露します。また、姉妹締結をしているマレーシアのJCIペタリングジャヤとの絆をより一層深めていきます。

 本年度は『確固不抜』を基本理念として掲げさせていただきました。『確固不抜』とは、意志や考えがしっかり固まっていて、何事にも動じない姿を表す言葉です。目まぐるしい変化の中でも先輩諸兄姉から受け継いだ熱い想いや伝統を大切にし、新時代の東入間地域を結の心で照らしましょう。

 

1.本気の仲間づくり

 新たな仲間づくりが東入間青年会議所の急務です。同じ目標に向かって切磋琢磨する仲間を増やすことで、たくさんの友情を育むことができ、様々な視点から事業を見直し、より精度の高い運動を展開できるようになります。ところが、以前より危惧されていたLOMメンバーの減少が現実となり、私たちの運動展開に影響を及ぼすようになってきました。時代は変わっても、青年会議所の運動に共感して一緒に活動をしてくれる仲間はまだまだいるはずです。一生懸命事業に取り組み、時に楽しく時に厳しく熱い会議を繰り広げる。そして、未来の東入間について仲間と語り合い、夢や希望を共有することで他では得られない生涯の友を得ること。これこそが東入間青年会議所の魅力ではないでしょうか。まずは、本気で青年会議所活動に取り組み、仲間と向き合いましょう。その結果、「絶対に後悔させないから参加してほしい」という言葉を入会対象者に自然とかけることができます。そのような私たちの本気の姿勢が入会対象者の心を打つのです。

 仲間づくりに重要なものは結の心です。感謝や思いやりをもちながら人と人とのつながりを大切にする心を持つことで、新たな出会いへとつながっていきます。そして、結の心があふれる団体であれば、必ず対象者の心に響くはずです。

 このように私たちが本気で仲間づくりに取り組めば、拡大目標は必ず達成できると信じています。必ず年間12名以上の仲間づくりを達成しましょう。

 

2.品格あるJAYCEE

 青年会議所メンバーは品格ある青年でなければなりません。青年経済人としてのビジネスマナーや人との接し方は一朝一夕で身につくものではありません。まずはそういった基本的な部分から見つめ直そうではありませんか。そのうえで、自らと向き合い、内面の成長をさせましょう。立ち居振る舞いがスマートであるだけが全てではありませんが、基本から見直すことで対外的にも対内的にもかっこいいJAYCEEを目指しましょう。

 青年会議所では様々な機会が与えられます。委員長などの役職に就けば、責任感を持って事業を成功に導くための努力の仕方を学ぶことができます。そして、貴重な時間を上手に使うことができるようになります。子どもたちの笑顔や地域の皆様の感謝という最高のプレゼントを得ることもあります。また、埼玉県だけでなく日本全国のJAYCEEと仲間になることもできます。さらに、青年会議所活動に一生懸命取り組んでいると、周囲の方々の信頼を集めることができ、自分自身のビジネスの拡大につながることもあります。このような素晴らしい機会に恵まれた私たちは与えられた機会を活かせているでしょうか。確かに、本気で取り組むと負担も大きくなります。しかし、その先に充実感や達成感、自己成長が待っています。何より信頼できる仲間を作ることができます。青年会議所で積極的に機会を掴み取りましょう。

 基本的な部分を見直して内面を成長させ、青年会議所の様々な機会を活かすことで、品格あるJAYCEEになることができます。メンバー全員が品格あるJAYCEEとなって素晴らしいLOMを作り上げましょう。

3.時代に即した青少年の育成

 将来を担う子どもたちの育成のために、今必要なことは何かを考え、時代に即した青少年事業を展開する必要があります。例えば、現代の子どもたちは、人との関わり方の手段や意識が変化しています。これは、世代間のギャップだけでなく、友人との関わり方が変化した影響もあると思います。素晴らしい友人関係を築くためには、相手を尊重し、相手が苦痛と感じる言動を避けることは大切なことですが、相手に対する思いやりを持ちながら懐に飛び込む勇気も必要です。困難な課題に仲間と協力して立ち向かう経験を通して、人間関係構築のノウハウを学ぶ機会を提供する必要があると思います。

 また、変化に富んだ現代社会の中で生きる子どもたちは、様々な悩みを抱えています。経済的な問題で学習の機会を奪われている子どもたちに学習の機会を創出したり、子どもたちの将来の職業選択の参考になるような事業を行うことも東入間青年会議所だからこそできる青少年育成であると考えます。これまで東入間青年会議所が培ったノウハウを生かしつつ時代に即した青少年育成を目指しましょう。

 私たちの時代と今の子どもたちの生きる時代は大きく変化しており、これまでとは異なったアプローチをする必要があります。しかし、青少年育成の神髄は変わることはありません。子どもたちの成功体験の機会を創出し、成長の手助けをすること、子どもたちに夢や希望を抱かせ、郷土愛を醸成することが現在でも求められています。子どもたちの結の心を育み、東入間地域を担う人材を育成しましょう。

 

4.未来を見据えたまちづくり

 創立40周年を迎える東入間青年会議所は、まちづくりにおいてもこれまで様々な運動を発信してきました。近年では、防災に対する市民意識の向上や自転車レース開催による新たな地域の魅力の創出がされました。これらの事業を参考にしつつ新たな視点からメイン事業を展開する必要があります。新時代にふさわしい魅力あふれる事業を構築して、東入間地域のさきがけとなり、明るい豊かな社会の実現に向けて邁進しましょう。さらに、そこに向けて他団体の懸け橋となることも東入間青年会議所のまちづくりの形です。他団体の多くの皆様に参画していただくことで、私たちだけではできない大きな事業を実現しましょう。その中で、メンバーが積極的に事業構築に関わることのできる工夫が必要です。メンバーに役割を与えることで責任感が生まれて本気で事業に取り組むことができます。事業に向けてメンバーが一丸となり、組織に勢いをつけましょう。

 創立40周年記念事業・記念式典は、東入間地域を支えてきた地域の皆様、先輩諸兄姉、志を同じくする友好青年会議所メンバーをお招きし、過去の活動報告と今後の東入間青年会議所の運動指針を発表し、時代の変化に動じない私たちの変わらぬ意思を披露する場とします。

 これまで先輩諸兄姉が絶え間なく続けてきたまちづくりを私たち現役メンバーが引き継ぎ、人と人を結ぶ東入間青年会議所の熱い想いをさらに発展させましょう。

 

結びに

 私は、入会するまで青年会議所というものを知りませんでした。2015年に入会してから経験してきた青年会議所は、同じ志を持つ仲間、様々な経験、全国規模の仲間との出会い、かっこいい先輩の背中、子どもたちの笑顔といったキラキラした宝物でいっぱいでした。責任に押しつぶされそうになることもありましたが、仲間とともに乗り越えたときには自分の成長を実感できました。

 私は「我事に於いて後悔せず」を座右の銘として生きてきました。くよくよ後悔せずに、次に向けて反省してより良い人生を歩む。そして、後悔しないように全力で物事に挑戦する。青年会議所活動に通じるものであると改めて気づきました。東入間青年会議所の魅力は、人によって捉え方は違うと思います。しかし、捉え方は違えども、連綿と続く魅力があるはずです。それに気づいた時、東入間青年会議所は宝箱に変わるのです。

 

信頼できる仲間とともにそれぞれの役割を全うする。

そこに必ず輝く未来がある。

『確固不抜』の2022年を邁進しよう。

2022年度 第40代理事長

長竹 直也(ながたけ なおや)君 プロフィール

長竹直也

群馬県前橋市 出身

群馬県立前橋高等学校

一橋大学法学部

新潟大学大学院実務法学研究科

埼玉弁護士会所属

趣味 ゴルフ

好きな食べ物 明太子



理事長紹介

理事長 白戸 翔

一般社団法人
東入間青年会議所
2024年度
第42代理事長白戸 翔

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