理事長紹介

理事長紹介

2021年度理事長所信

 

基本理念

 

結束

〜笑顔あふれる 東入間の創造〜

 

 基本方針

1.共に成長し合える仲間づくり

2.組織基盤の見直しと意識改革

3.目標を持って行動できる青少年の育成

4.地域に愛される三位一体のまちづくり

 

 

はじめに

1983年7月、一般社団法人東入間青年会議所の前身となる上福岡青年会議所が創立されました。歴代の理事長を中心に運動を展開し、先輩諸兄姉の熱い想いを受け継いできた東入間青年会議所は、39年目を迎えます。

本年度は私たちの活動の指針となっている『2010年代運動指針』、『東入間まちづくりビジョン』を参考に、今後の東入間青年会議所の指針となる『新たな運動指針』の策定をします。また、姉妹締結をしているマレーシアペタリングジャヤJCの創立40周年となり、翌年には私たち東入間青年会議所も40周年を迎えます。共に素晴らしい年を迎えられるように、より連携を強めてまいります。

本年度の基本理念として『結束』を掲げさせていただきました。新型コロナウィルス感染症の世界的な蔓延により、多くの人が困難な状況に直面しています。この状況を生き抜くために、多くの人と繋がりをもち、思いやりの心で助け合う『結』の心が大切です。メンバーだけではなく、先輩諸兄姉、諸団体含む地域の皆様と全員が手を取り合って立ち向かう必要があるのです。『結』の心を『結束』して、輝く未来へ突き進んでまいりましょう。

 1.共に成長し合える仲間づくり

本年度最大の目標は、新しい仲間を増やすことです。私が入会した2014年度終了時の会員数は43名でしたが、2021年度は約半数でのスタートとなります。メンバーが減少傾向の今だからこそ、仲間が増えることによりLOMの中に新しい風が吹きます。新しい仲間と既存のメンバーが良い刺激を与え合い、高いモチベーションで競うことができる。このような環境が活気を生み、力強い運動展開に繋がります。地域での東入間青年会議所の認知度も上がり、諸団体や行政との連携による事業展開も今後さらに増えてくるはずです。

仲間を増やすには全体会議を定期的に行い、入会対象者の情報や進捗の共有をすることが重要です。ピックアップとアプローチ、フォローを徹底しましょう。そして例会・事業のPRをしっかりと行い、メンバー一丸となって入会しやすい環境を作っていくことが大切です。まずは、毎月1名の入会者を目標に、年間『12名』の仲間づくりを達成しましょう。

青年会議所には4つの機会があります。研修や活動を通じて自己啓発できる個人の機会、奉仕活動をすることで地域社会との強い関係を築くことができる地域の機会、姉妹LOMとの交流や世界的な問題を解決するための運動ができる国際の機会、沢山の出会いと成長によって生まれるビジネスの機会、これらはメンバー全員に与えられる機会です。しかし、ただ待っているだけでは得ることができません。自ら率先して行動し、多くのチャンスを掴み取ることが大切です。活かせるかどうかは自分次第だということを認識し、目標に向かって突き進んでいきましょう。

 2.組織基盤の見直しと意識改革

本年度は東入間青年会議所の組織運営の基盤となってきた各規程の見直しも検討していきます。LOMの人数の減少や近年変わりゆく情勢を考えた中で規定に則って行えないこと、変えなければならないことがあるかもしれません。取捨選択をしっかりと議論し、今後の組織運営を円滑に行えるようにしていきます。

青年会議所では、全員に組織上の立ち位置と役目があり、それぞれが大切な組織の一員です。私には『役に徹し、役を超えない』という先輩から教わった忘れられない言葉があります。自分の役としっかり向き合い、相手を想い、何を伝えるべきなのかを考え、時には相手の成長を信じて任せることも必要です。敬意をもって接し、自分が成すべき役を全うしましょう。その経験が自分自身の仕事や人生の糧にきっとなるはずです。

日本青年会議所では全国の青年会議所から優れた事業を選び表彰する『AWARD JAPAN』を行っています。各地で開催された素晴らしい事業を知ることで、改めて私たちの運動で大きな変革をもたらすことができるとわかるはずです。明るい豊かな社会の実現を目指すうえで、東入間青年会議所の運動はなくてはならないものであると認識し、私たちの力で未来をつくっていくのだという高い志を持って事業構築をしていきましょう。

 

 3.目標を持って行動できる青少年の育成

私は、子どもたちが目標をもち努力して達成する。そんな事業を構築していくことが必要だと確信しています。将来の自分の姿が見えてくることで、人生の方向性が定まります。目標に向かって自分はどう頑張ればいいのか、何をすべきかを考え、行動することが夢を叶える一歩に繋がります。日々過ごしていく中でも、常に目標を掲げて努力し続けることで、その姿勢は周りにも伝播してプラスの影響を与えるでしょう。

そして、他者を思いやることも大切です。他者を思いやることは、自分を思いやることに繋がります。自分自身を見つめなおし、相手を思いやる心を育むことで、しっかりとしたコミュニケーションを取れるようになります。一人では解決できないことも仲間と共に協力し、目標に向かって突き進む力が自分の支えとなり自信に繋がるはずです。

また、東入間地域には志を同じくした団体がたくさんあります。そのような団体と協力することで、より多くの子どもたちが明確な目標を持つことができます。子どもたちが夢に向かって挑戦したくなるような、笑顔あふれる事業構築を目指しましょう。

 4.地域に愛される三位一体のまちづくり

メイン事業は東入間青年会議所にとって最大の運動発信の場です。2018年度に行われた自転車ロードレース『第1回 ツール・ド・東入間』は、行政・企業・諸団体・地域住民の皆様の理解があって成り立った事業です。まさに三位一体と成った東入間青年会議所のメイン事業として新たな魅力を発信することができました。本年度も最高の運動発信をするためには、メンバー一丸となって取り組んでいく必要があります。過去の様々な経験を活かし、より精度を増した『ツール・ド・東入間』の構築を目指しましょう。

より良いまちにしていきたい青年会議所と、その中心である行政が想いを一つに協働することで、より大きな発信が可能になります。そして、大切なのは地域住民の皆様の理解です。私たちの一方通行な想いでは、本当のまちづくりとは言えません。理解を得て、なおかつボランティアや出店等の協力をいただき、共に事業を盛り上げていきましょう。青年会議所として信頼され、喜ばれる新たな魅力となるように取り組んでまいります。明るい豊かな社会の実現に向けて、行政と地域住民の皆様と東入間青年会議所が一体となった、地域に愛されるメイン事業として展開できるようにすることが大切です。

この『ツール・ド・東入間』は東入間青年会議所が主体となって続けている事業ではありますが、行政や地域の皆様に自分たちで主導していきたい、そう思ってもらえるような地域から愛される事業となり、東入間地域の新たな魅力として根付くことを目指していきましょう。

 結びに

 私は幼い頃よく青年会議所の事業に参加し、当時のメンバーの皆様に面倒を見ていただいたことを今でも鮮明に覚えています。中でも富士山に登った時、高山病に負け8合目の宿にまでしか行けませんでした。ですが、そこから見えた美しい日の出は、今でも脳裏に焼き付いています。一生心に刻まれるような経験をすることができる青年会議所の運動は、とても素晴らしいものです。時には仲間と議論を交わし厳しいことも指摘され、自分の考えの甘さに気づき悔しい想いをすることもあります。それでも、つらい時には助けてくれる仲間がいるから、諦めずに頑張ろうと前を向くことができます。みんなの笑顔のために、自分の限界に挑戦しましょう。その為にもまずは、自分自身が楽しんでまちづくりをしてください。その前向きな姿勢と努力が、自分と周りを、そして地域を、より強固に結び付けていくはずです。笑顔があふれる、明るい豊かなまちの創造に近づけると信じて。

 

勇気を出して新たな一歩を踏み出そう。

1つの事業に対して真摯に向き合おう。

悩んだときは必ず仲間が助けてくれる。

苦しいときも笑顔で共に乗り越えよう。

そこで得たものは、何物にも代えられない宝になるはずだから。

仲間を信じ、自分を信じ、みんなと『結束』し、挑戦しよう

 


2021年度 第39代理事長 星野剛広(ほしのたかひろ)君 プロフィール

星野 剛広

昭和58年(1983年)8月生まれ
富士見市出身 A型
みずほ台小学校 本郷中学校 高校、大学を卒業後
JAいるま野に就職
4年後、家業の農業を継ぎ時期の農作物を育て、出荷しており、現在に至ります。
不動産管理業の有限会社くるまや 取締役も兼ねる。

現在、
東入間青年会議所以外にも、
富士見市消防団副分団長、富士見市の農業青年会議所副会長も兼任。
農協の富士見後継者部会、地元の農家組合にも所属。

役職を全力で全うすることで、少しでも人間として成長できる機会をいただき、大好きなこのまちの為に、自分ができることを少しずつしております。

好きな食べ物 ウニ
嫌いな食べ物 スイカ



理事長紹介

理事長 白戸 翔

一般社団法人
東入間青年会議所
2024年度
第42代理事長白戸 翔

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賛助会員

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