アクションプラン

アクションプランは、本運動指針に基づいて今後の東入間JCの行う事業・運動、行政はじめ諸団体や市民との関わり方について2011年度人間力育成委員会内で考え、その例として提案するものであり、強制するものではありません。(「must do」ではなく「can do」)具体的な東入間JCアクションは、その年度ごとの理事長の考え方や方針で決定されるものであります。

人間力向上運動
人間力を高めるための講演会やセミナー等の開催

理由と効果人間力には多くの要素が含まれていますが、人間力について深く掘り下げ、効果的な講演会やセミナー等を開催してメンバーの人間力を高めていくことが大切です。そして、内容によっては公開型の事業にすることによって、広く地域市民にも伝えていくことも可能になります。講演会やセミナーの内容としては、徳育に関すること、公益の担い手としての意識高揚に関すること、社会人としての常識やマナーに関すること、コミュニケーションに関すること、リーダーシップや経営全般に関すること等々、様々なものが考えられます。

人間力を高めるために実践する事業

理由と効果
実際に行動することによって分かることや身につくことは数多くあります。人間力を高める為に、多くの市民を巻き込んで様々な事業を実施することは大切なことです。例えば、東日本大震災復興支援活動等への取組み、もったいない運動、ゴミ拾い運動、あいさつ運動、座禅や説法の体験等々、様々なものが考えられます。また、世界各国を舞台とした国際貢献活動等に参加すれば、より国際的な資質の向上も図られます。

地域愛醸成運動地元楽(学)を育む事業

理由と効果
地元楽(学)とは、地元住民の皆さんが、地元の暮らし、文化や資源を見つめ直し(再発見し)それを大切に育てながら、地域らしさを追求していく持続的な取り組みのことを言います。地元学は、いつでも誰もが自由に参加できる地元を調べたり考えたりする手法ですから、楽しく仲良く喜びを分かちあいながらわいわいにぎやかに実践します。実践する人が一番楽しいのが地元学ですので、地元学は地元を楽しむ『地元楽』です。地元楽(学)は、住んでいる地域を見つめることから始めます。地域を見つめるためには、ゆっくりと地域集落を歩いて回ります。急がず、あせらず、じっくりと自然環境や歴史文化や石碑等、地域の宝だなと思えるものを探します。地域をみつめたい、地域をもっと良くしたい、地域を地元楽(学)の取り組みから考えてみようと、自ら率先して地元楽(学)に参加したいと思う人は、十分に地元楽(学)リーダーの素質があります。地元楽リーダーは、地元楽の魅力を知って、地元楽の取り組みを率先して進める地元を愛する皆さんです。このような人を一人でも多く見つけ、または育てていくことが地元楽には不可欠です。

この地元楽の取り組みの一環として、大人向け東入間総合学習講座の開講、まちの探険クラブの創設、地域の特色を示した地域マップの作成、東入間ふるさと川柳の作成と公募、東入間を舞台にしたマンガの作成、東入間のご当地カルタの作成とカルタ大会の実施、ご当地アイドル等の発掘と育成、東入間の歌の作成、東入間B級グルメの作成、東入間のマスコットキャラクターの作成等々を実施していくことで、地元住民の地域愛の更なる醸成が図れるものと考えます。

地域の将来を担う青少年との共育

総合学習事業の継続

理由と効果
総合学習事業は、中学校の総合学習の時間を利用して、LOMメンバーが東入間地域の歴史等を中学生に伝える事業です。今までは特定の1校だけで開催してきましたが、2011年度は2市1町各1校ずつの3校で開催しました。この事業は、生徒である中学生だけでなく、伝える側の私たちにも多くの気づきや学びがある共育事業であり、今後も継続・発展させていくことが望ましいと考えます。

共育ネットワーク構築事業

理由と効果
地域の将来を担う子どもたちを育んでいくのは、地域の大人たちの責務であり、教育者以外の様々な地域愛醸成運動、まちの先生実践運動、分野・年代の人たちも参画することは望ましいことだと考えます。例えば、仕事を引退した功労者の方と子どもたちが触れ合う機会が増えれば、子どもたちは功労者の方の豊富な人生経験を背景とした様々な事柄を学ぶことができ、功労者の方は子どもたちから元気をもらい、生きがいにも繋がります。また、これは高齢者の社会参画の推進と、子どもたちの高齢者を敬う心の育成、そして、地域コミュニティーの推進にも繋がります。また、多業種の集団であるLOMメンバーが自分の仕事について子どもたちに伝える場を設けたり、学校からの依頼に応じて特別講師を斡旋したりと、私たちはそのような調整役を担っていくことが大切だと思います。また、今回行政主導でスタートし依頼を受けて参画する『子ども大学』のような場所にも積極的に参画して、ネットワークを構築していくことも必要だと考えます。

体験型の青少年育成事業の検討と実施

理由と効果
野外活動、勤労経験やボランティア活動等の体験を積んだ子どもほど、道徳心・正義感が強いと言われております。家庭教育や学校教育ではなかなか出来ないような様々な体験の場を提供し、自然、仲間、協調性や思いやりの大切さ等を学ぶことは今後さらに重要になると思います。体験型の青少年育成事業としては、数年前までは、『自然探検クラブ』を運営し、一年間を通して様々な自然体験の場を提供してまいりました。しかし近年は『自然探検クラブ』は休止して、単発でのウォーク事業やキャンプや富士登山、また、『東入間ファミリーコンサート』を開催して中学生に発表の場を提供してまいりました。長年継続的に実施してきた、『ふるさと絵画展』や『東入間JCカップ争奪少年サッカー大会』も体験型の青少年育成事業という事が出来るでしょう。今後は、上記の様々な事業の意義やあり方や運営方法を検討し、また、職業体験、ボランティア体験、農業体験、イベント体験等々の新しい青少年育成事業も模索し、方向性を定めて実施していく必要があると考えます。そして、それらの事業を実施する為に多くのボランティアスタッフを募ったり他団体の協力を仰いだりすることで、子どもも大人も共に育むことができ、地域の繋がりも構築できると思います。

また、長年継続してきたマレーシアのペタリングジャヤJCとの姉妹締結ですが、近年はお互いのメンバー同士が年に数回行き来をしているだけであり、事業交流や子どもたち同士の交流も行われておりません。子どもたちに国際感覚を身につけさせるためにも、また将来にわたって両地域の友好関係を続けていくためにも、子どもたち同士がお互いの国を行き来し、お互いの国の歴史や文化等を学んで友情を育んでいくことは、青少年の育成にとって大切なことだと思います。

また、東入間青年会議所は国内の青年会議所とは姉妹締結をしていないため、新たな取り組みとして国内LOMとの姉妹締結を模索していくのも良いのではないでしょうか。例えば、東入間にはない海を有する地域のLOMと姉妹締結をし、子どもたち同士の交流をすれば、東入間の子どもたちに旅行では味わえないような、海のある生活を体験させることが出来るでしょう。また、お互いに文化交流、経済交流をしていく中で、お互いの地域でお互いのまちをPRすることができ、新たなビジネスチャンスや新たな特産品(コラボ商品)も生まれるかもしれません。また、東日本大震災のような有事の際にはお互いにフォローし合えるような関係を築いておくこともできるでしょう。

多面的なネットワークの構築

理由と効果
地域の多様なニーズに対応し、市民主体のまちづくりを推進していく為には、様々なネットワークの構築が必要です。ネットワークの種類としては、市民・NPO・各種団体・企業・行政等とのパートナーシップによるまちづくりネットワークや、異業種(商工農)ネットワークや、世代間ネットワーク等があります。そして、それらはそれぞれ単独で存在するものではなく、多くの部分でリンクしてくると思います。市民・NPO・各種団体・企業・行政等とのパートナーシップによるまちづくりネットワークを構築することにより、まちづくりに対する参加意欲の高揚や、まちづくりに気軽に参加できるシステムづくりに繋げていきます。NPO、各種団体や企業の情報集収、調査や発掘を進め、他地域や他LOMのまちづくりネットワーク先進地の調査・研究をした上で、市民・NPO・各種団体・企業・行政担当者の参加のもと、JC主導のまちづくりネットワーク会議を開催することにより、様々な事業を構築し実践していくことが出来ます。そして、各種協定の締結や協力体制を整えておくことにより、有事にも強い安心安全なまちを構築する事も出来ます。

また、異業種(商工農)のネットワークを構築することにより、商工農と自然のバランスのとれたより居心地の良いまちづくりに繋げられるとともに、地域の特産品の開発(新たな付加価値の創造)も可能となります。

また、世代間のネットワークを構築することにより、地域の文化・伝統・風習の継承や、青少年の健全育成や、高齢者の生きがいの場づくりによる元気な高齢者の社会参画の推進にも繋がると考えられます。

地域コミュニティーの再生

理由と効果
広域行政がこれからの地域主権型社会に必要になるならば、そこには必然的に新たな枞組みの地域コミュニティー=狭域行政)が必要になります。地域コミュニティーが活性化することにより、自立と共助が調和したまちづくりも可能になると思います。また、災害時などでは効果的に機能するものだと思います。神戸では大震災以降、地域コミュニティー会議を週一回開催しているそうです。また、地域コミュニティーは福祉や青少年の育成についても大変有効だと思います。今後、LOMとしては地域コミュニティーの先進地の情報収集・調査・研究・先進地LOMとの情報交換等を行い、地域市民や各種団体との会議や審議会を開催し、地域コミュニティーの活性化を促していくことが大切だと考えます。東入間地域に100以上ある町会・自治会・町内会との連携や協働も一つの方法だと思います。また、東入間FM(コミュニティー放送局)の開設を促し、地域の防災・防犯や様々な情報を発信していくことも一つの方法だと考えます。

あらたな「結」創造運動
二市一町の将来像(ビジョン)の策定

理由と効果
現在は二市一町として分割されている東入間地域は、旧入間郡の東に位置し、「入東」(にっとう)と呼ばれ、江戸時代から新河岸川・川越街道という水陸両ルートを中心に栄えてきた、地理的にも歴史・文化的にも、もともとは生活圏を一つにする地域でした。そして、東入間地域が一つになることによって調和のとれたまちづくりが図れるとの判断から「地域はひとつ」を合言葉にLOMとして合併推進のために具体的に様々な取り組みをしてまいりました。住民投票により東入間地域の合併は成立しませんでしたが、今後も合併の可能性は残っており、また、地域主権型社会に向けて、広域行政を推進していくためには、東入間地域のビジョンを示していくことが必要です。従って、東入間地域の歴史背景や合併運動の経緯等をしっかりと把揜し検証したうえで、LOMの考えるビジョンを策定していくべきだと考えます。東入間青年会議所には1996年に策定した『We go together』というまちづくりビジョンがありますので、それを見直し、時代や地域の変化に沿ったものに改訂するのも良いと思います。また、公募や市民代表者を集めての会議等、広く市民から意見を募って市民参加でつくることも大切で、それによる意識の高揚と活力の向上は様々な効果をもたらすと考えます。

持続可能で活力あふれるまちづくり
東入間のローカルアイデンティティの確立と発信

理由と効果
東入間は地域の特性や独自性があまりないといわれておりますが、私たちのまちには長い歴史の中で培ってきた素晴らしい伝統・文化・風習・自然があり、そこに携わる人々がいます。今現在ないのであれば、このまちに潜在する魅力的な宝物を発掘・存続・発展させ、未来へ向けて育くんでいき、東入間の地域ブランドやシンボルとして確立していく努力が必要です。

この地域ブランドやシンボルは、人物であったり、各種団体であったり、生物であったり、場所であったり、建造物であったり、食品であったり、農作物であったり、工芸品であったり、継続性のある市民参加型事業(メイン事業等)であったり等々、様々だと思います。これらは、LOM内だけで検討して発信していくものもありますが、それよりは、多くの市民(風の人も土の人も)や各種団体を巻き込んで検討し、つくり上げ、発信していく方が効果は高いと思います。

具体的には、東入間出身の有名人にふるさと親善大使になっていただいたり、ご当地アイドルを発掘・育成したり、地域のスポーツチームをPRしたり、こぶしの里のホタルをPRしたり、「三富開拓地割遺跡」として県旧跡に指定され、2009年には「にほんの里100選」(朝日新聞社、森林文化協会共催)の一つに選ばれた三富新田をPRしたり、何かシンボル的な建造物をつくったり、B級グルメ大会を開催し東入間のB級グルメを掘り起こしてみたり、東入間ブランド(名前入)のさつまいもや米をつくってみたり、車のご当地ナンバーとして「東入間ナンバー」を登録してみたり、1991年に東入間青年会議所のイベントで製作した3m以上に達する日本最大の手作りほうきをPRしてみたり、『東入間防災フェア』をもっと多くの市民や各種団体を巻き込んで継続的に実施することで東入間のシンボル的な事業に育て上げたりと、手法は様々あると思います。そして、東入間アンテナショップや道の駅や市町民の様々な発表の場等を設けて、東入間のマスコットキャラクター等もつくって活用し、広く発信していくことで、ローカル・アイデンティティが確立され、地域の活性化に繋がっていくと考えます。

地域のスポーツチームとの協働事業(大崎電気ハンドボール部『OSAKI OSOL』)

理由と効果
東入間地域(三芳町)には、ハンドボールの名門チーム『OSAKI OSOL』があります。今まであまり接点はありませんでしたが、今後まちを盛り上げていく為に、繋がりを持ってお互いに協力関係を築いていくことも大切だと思います。LOMとして、『OSAKI OSOL』をサポート出来ることを模索し、私たちの事業にも参加・協力していただく(メイン事業等でのチャリティーオークションやハンドボール教室等)ことで、お互いが地域に根差した存在になっていき、様々な効果が期待できると考えます。

JCの地域企業育成運動

理由と効果
地域社会と企業の関係として、地域社会が発展してはじめて企業の発展があることを忘れてはなりません。JCは個の能力を高める場であり、企業は能力を発揮する場であります。すなわち、経営者育成のセミナーや講演会、その他様々なJC活動で開発された能力を企業に生かすことが大切です。地域社会の発展への寄不と相まって、それが企業の発展に繋がる運動であることを理解し、JC活動に真剣に取り組むことでまずは自分たちの企業を育成していきましょう。そして、多くの地域企業人にJC活動に参画していただくことが、地域企業の育成に、さらには地域経済の活性化に繋がっていくのだと考えます。

高齢者の社会参画の推進

理由と効果
今後、少子高齢化がますます進む中で、元気な高齢者の社会参画(まちづくり参画)は重要な事です。これにより地域の財源丌足をカバーでき、知恵の共有も図っていけるからです。従って、高齢者の社会参画のための調査・研究・推進活動には力を入れるべきだと考えます。

循環型地域づくりの推進

理由と効果
東入間地域には、世界に誇る三芳町の三富(上富)開拓文化があります。これは、砂漠化乾燥地の耕作地化のモデルケースであり、地球規模の人口爆発・森林減少(環境破壊)に苦慮する人類へ、その解決へ大きなヒントを不えてくれています。実際に、この方法で南米のチリの砂漠化した乾燥地を農地にする事業が進められています。つまり、「三富(上富)文化が地球を救う!」ことが現実におきているのです。そして、三富(上富)文化は、循環(リサイクル)型、持続型の農文化の素晴らしさ、人と自然の調和のとれた形態を300年も前から示してくれています。つまり、雑木林から出た落ち葉や枯れ枝を、農地の堆肥や燃料や木材として再利用しているのです。この持続可能な循環型農業の素晴らしさは、是非とも維持して、開拓文化とともに広く発信していくべきだと考えます。維持し発信していく為には、まずは三富文化の素晴らしさを東入間地域の人々、特に伝承していく子どもたちに広く伝える必要があります。学校教育で詳しく教えたり、アニメを作製して上映会を行ったり、三富文化を伝えるセミナーを開催したり、「落ち葉掃き」等を体験できる機会を増やしたりして、地域の人々に深く浸透させることで、地域の誇りとなり、対外的に広く発信していくことも可能になるでしょう。

また、地産地消の考えのもと、地域でとれた農産物を地域で消費する場所やシステムをつくり、地域内で農産物を循環させることも循環型地域づくりとして重要なことだと思います。東入間地域は、「農」と「消費者」が同居しており、生産者と消費者の交流が活発に行える地域ですので、そのメリットを活かして今後も地産地消を推進していくべきだと考えます。具体的には、地産地消のメリットを地域の消費者、販売店、飲食店、生産者にしっかり伝えていくことによる地産地消への意識の醸成、直売所や各種イベントやアンテナショップや道の駅などを設けることにより、より流通しやすい環境を整えていくことが大切だと思います。

また、資源・エネルギーの循環(リサイクル)を推進していくことは、資源の有効利用と財源の無駄を省くことになり、今後エネルギー問題や環境問題を考える上で非常に重要な事だと思います。まちづくりを考えた場合でも、それらの問題は切っても切り離せないものであり、特に環境問題に関しては、子どもたちの未来のためにも、永続的に考えLOMとして責任のある行動をしていくべきだと考えます。今後、環境対策の担当委員会を定め、環境問題への理解を深めるために、大学教授等の学問的な専門家を交えての定期的な視察や勉強会を行い、環境問題に取り組む各種団体とともに環境対策やリサイクルの可能性の会議を開催して、行政に提言していくとともに、環境浄化活動を定期的・継続的に開催していくことが望ましいと考えます。また、現在参画している『環境フェア』や『東入間エコウェーブ』のような事業にも責任を持って参画し続けることも大切だと思います。

地域課題への責任ある取り組み

理由と効果
地域のことは地域に住む住民一人ひとりが自ら考え、主体的に行動し、その行動と選択に責任を負うとい う地域主権型社会では、責任ある団体として私たちも提言書や政策案をまとめて積極的に提言していくべき だと考えます。その為には、行政システムやまちの課題や政策等について、LOM内での研究や、大学教授 等の学問的な専門家や行政の担当者等を交えての勉強会等でしっかりと学んで、シンクタンクのような役割 を担っていくことも大切です。そして、地域の有識者やシンクタンク的な機能を持ち合わせた各種団体を コーディネートして、私たち民間主導で地域の知恵を結集した総合的なシンクタンク(研究所や会議体)を 組織して、地域の課題に総合的に取り組んでいくことが大切だと考えます。

まちの応援運動とLOMの認知度向上運動

まちの応援団としての役割

理由と効果
私たちは、責任ある団体として、また、行動力のある青年団体として、常に積極的な行動が求められて います。私たちが事業を主催して主体的に行動することはもちろん大事ですが、直接的に運営を行わず、 主催者の自主性を尊重しつつ、間接的に側面において支援を行う事業も大切だと考えます。『東入間JC カップ争奪少年サッカー大会の支援』などがこれにあたるでしょうか。また、各行政などにおける協働の まちづくりや、他団体が企画する事業等へも積極的に参加していくことも大切です。『各行政の祭りへの 参加』や『清掃活動への参加』や『まちの応援事業で参加した落ち葉掃き』などがこれにあたるでしょう。 このように、地域から求められたことには出来る限り応えていくことで、地域からの信頼も徔ることができ、 様々な事業に顔を出すことで、東入間青年会議所の認知度も高まっていくはずです。

LOMの認知度を高めるための取り組み

理由と効果
私たちは、『明るい豊かな社会』の実現に向けて様々な運動を展開しておりますが、その運動を効果的 なものにするためには、多くの市民や各種団体を巻き込むことも必要です。その為には、まず多くの方に 東入間青年会議所の存在や活動内容等について知っていただくことが大切です。東入間青年会議所は来年 30周年を迎えますが、私たちのことをよく知らないという市民は、残念ながらまだまだたくさんおります。 より多くの市民に東入間青年会議所のことを知っていただき、賛同していただけるように、認知度を高める ために様々な取り組みを実践していきましょう。以下、取り組みの一例を紹介致します。

  • 『東入間防災フェア』の同時期・同会場での継続的な開催
  • 行政行事、会議体への積極的な参加と発言(提言)
  • 地域行事(町会・PTA・社会福祉協議会等)への積極的参加
  • 東入間JCカップ争奪少年サッカー大会のように事業名に名称を入れる
  • 多くの市民や各種団体を巻き込むような一般公開型(参加型)の事業の増加・継続
  • マスコミ関係者と良好な関係を築き、記事やニュースでとりあげたくなる様な地域が求めている事業を 行い、プレスリリースにも力を入れることで、マスメディアへの露出を増やしていく
  • 多くの市民が見たくなるようなHPの作成・運営
  • 広報紙を作成して、全戸配布や駅頭配布等を行う
  • 駅頭等での定期的な募金活動や署名活動
  • LOM看板の増加
  • 東入間JCの名物(B級グルメやゲームやパフォーマンス等)をつくり、祭り担当の委員会を設け、各行政の祭りや各種イベントで積極的にPRしていく
  • 東入間JCのマスコットキャラクターを作製しPRしていく
  • LOMの行事やイベントなどを載せたカレンダーをつくり、多くの場所に貼る

組織の最適化による魅力あふれるLOMづくり

LOMの秩序を守って、充実したJCライフをおくり、自己実現していこう

理由と効果
JAYCEEとしての心徔、心構えを理解して実践することで、充実したJCライフをおくることができ、 自己実現につながると考えます。また、一人ひとりの言動や行動が多くの会員あるいは組織の品格を傷つ けることに繋がることから、会員としてのマナーは厳守しなければなりません。そうすることで、地域か ら信頼されるLOMになり、ファンや協力者も増えていくと思います。

会員の心得

  1. 充実したJCライフをおくる為に、JCをよく理解しなければならない。
  2. 常に自分の考えをわかり易く表現することができなければならない。
  3. 常に若さと活気に溢れ、笑顔を忘れてはならない。
  4. 会員としての責任感を持ち、積極的に参加しなければならない。
  5. 進んで難しい仕事に当たり、責任をもって完成させなければならない。
  6. 議事法ほか会議の進め方をマスターしなければならない。
  7. 完全な議事録を作成できなければならない。
  8. 会議の議長を務めることができなければならない。
  9. 不えられた時間で自分の意見をまとめ、発表できなければならない。

会員の心構え

  1. 常に高い目標を持ち、その目標に向かって努力しなければならない。
  2. 自分自身を識り、向上させなければならない。
  3. 目的に向かって計画的に自己を管理しなければならない。
  4. 特に自分自身の健康管理をしなければならない。
  5. 確固たる信念と強い意志のもとに、目標に向かって直ちに行動を開始すること。
  6. 一日一度は自分を見直すこと。
  7. 地域構成員の一人として、地域社会の活動に進んで参加しなければならない。
  8. 正しいJC運動を地域社会に広めなければならない。

会員としてのマナー

  1. 品格ある青年として行動する。
  2. 常に礼儀正しい服装をし、必ずバッジをつける。
  3. 常に他人に対し、丌快の念を不える言動を慎む。
  4. 常に他人の話をよく聞き、その権利を尊重する。
  5. 諸通知の出欠ハガキは、すみやかに必ず返信を出す。なお、出欠の変更又は遅刻の場合は、必ず事前 に事務局に連絡する。
  6. 諸会合には定刻に出席し、時間の無駄使いをしない。又、諸会合に出席した時は、必ず署名登録をする。
  7. 発言する時は、挙手をして上衣のボタンをかけ、所属及び氏名を明確に述べる。
  8. 諸会合では、私語・雑談を慎む。
  9. 先輩には敬意を示し、挨拶をすると同時に名刺を交換する。
  10. 会員同士の付き合いには、相手の人格を損なわないように敬意を示し、笑顔で揜手する。

高い目標を掲げ、常にチャレンジしていこう

理由と効果
JC活動を行っていく上で、個人的な目標を定め、目的意識を持って取り組んでいくことは大切なこと です。その目標は、高ければ高いほど、自分を成長させる可能性を高めてくれるでしょう。また、同様に LOM全体としても高い目標を定めて取り組んでいくことは大事なことであり、その目標に向かって一丸 となることでチームワークは高まり、達成した時の感動や充実感、個々の成長やLOMの成長は計り知れ ないものがあるでしょう。高い目標の一例をあげるならば、会員大会の誘致や、再び2市1町の合併運動 の推進や、100人LOMの復活や、農産物等へのブランド力の付加と観光客誘致への活用等のために三富 (上富)文化の『世界農業遺産』への認定を目指す、等いろいろと考えられますが、目標設定については 皆で議論して結論を出し、その目標に向かって皆でチーム一丸となって取り組んでいくことが望ましい すがたでしょう。

LOM運営の効率化への取り組み

理由と効果
LOMの財政も逼迫する現在において、会員拡大も大切になりますが、先ずメンバー各々がコスト意識 をもつことも重要ではないかと思います。さらに時間的なコスト意識も持つ必要があると思います。限ら れた時間で如何に有効な会議、事業ができるのかという追求もしていくべきではないかと思います。そう することによって仕事場や家庭での理解度も深まるのではないかと思います。以下、取り組みの一例を 紹介致します。

  • 諸会議や手続きの更なる効率化
  • 会議に臨む前の準備と、電話やメールでの下打ち合わせをしっかりすることで会議の回数を減らす
  • 会員の心徔、会員の心構え、会員としてのマナーを理解し徹底
  • 地域別部会のあり方についての検討
  • 経費節減と財政システムのコンセンサスと継続化
  • ペーパーレス各会議の有効な運営
  • 監査資料のペーパーレス化の働きかけ
  • 例会案内等のデータ通信化
  • 副委員長、会計幹事の役割分担と責任の明確化
  • ホームページの更なる活用と、LOM内のコンセンサス
  • 単年度制補完のためのスムーズな引継ぎへのコンセンサス(データベース導入)
  • LOMについての積極的情報公開と外部評価の導入
  • 2010年代運動指針の定期的な方向性の確認と見直し
  • 外部発信とメンバーの資質向上の為の出向者奨励と支援

継続的な会員拡大への取り組み

理由と効果
青年会議所は40歳になったら卒業しなければなりません。この卒業制度がある限り、会員拡大をしな ければメンバーは減り続け、LOMは存続出来なくなってしまいます。現に、今のメンバー数はもっとも 多かった時のメンバー数の半分以下になってしまいました。『明るい豊かな社会』の実現を目指して、 より質の高い効果的な運動を推し進めていく為には、マンパワーは必要丌可欠です。従って、会員拡大は メンバー全員で常に意識をもって積極的に、そして継続的に取り組んでいかなければなりません。また、 LOM内で、有効に拡大が進んでいくような取り組みも追求して行かなければならないと思います。 以下、取り組みの一例を紹介致します。

会員拡大運動

  • LOM内危機感の意識の共有
  • LOMの存続を願うOBにも協力していただく(OBの子どもも対象に)
  • トップのリーダーシップによる拡大への意識の統一
  • 目標の明確化
  • 年間最低一人が一人を拡大するという意識の醸成
  • 拡大デー、拡大週間や拡大月間を設けて、皆で集中的に拡大活動を行う
  • 有効な会員拡大のデータの共有と活用
  • 新入会員が新たなメンバーを発掘するような取り組み
  • チラシ(メンバー募集含)の全戸配布と駅頭配布
  • 積極的な会社訪問
  • 他団体との積極的な交流
  • メンバーはJCの魅力を伝える宣伝マンになる(拡大マニュアルの作成も)
  • 会員拡大の講演、講習、戦略会議の開催
  • 経営者が進んで受けたくなるような研修会等の事業を開催
  • LOMの魅力、存在価値や認知度を高め、会員が集まりやすい環境をつくる
  • 全ての事業は会員拡大に通じる
  • 仮入会者への的確なフォロー

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2010年代運動指針

理事長紹介

理事長 白戸 翔

一般社団法人
東入間青年会議所
2024年度
第42代理事長白戸 翔

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